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【2025.09.23】退院|病院生活を終えて見えた日常

🌅朝方

深夜に目が覚めて眠れず、6時頃の巡回時もボーッとしていた。


🥢最後の病院食

7:45、朝食が運ばれてきた。
しっかり味わって完食。

「明日から、土曜日に届く作り置きが来るまで…自分で作るのか。退院するのちょっと嫌だな…」と思ってしまった。

入院・手術時は血圧が高くて心配だったが、規則正しい生活のおかげか安定してきた。

朝食後は歯磨きをし、痛み止めと便秘薬を服用。
その後、入院時に着ていた半袖Tシャツと薄手の長ズボンに着替えた。

ベッドの上に散らかったタオルや本をバッグに押し込み、帰る支度を整える。


👩🏻‍⚕️最後の巡回

今日は6:00だけかと思っていたけれど、9:00にも巡回があった。
体温36.4℃、血圧122/89。
そして体重は…入院時と同じ。痩せることはなかった。


🏥退院

デイルームから母の車を見つける

10:30、デイルームの南側の大きな窓から駐車場を見下ろすと、母の姿が見えた。
看護師さんを呼び、忘れ物の最終チェックをして「お世話になりました。ありがとうございました」と挨拶し、病棟を後にした。

この日は祝日で精算ができなかったので、翌日払いに行くことに。
(その日に払わなくても退院できるなんて、ちょっとびっくり。)

病院の玄関を抜け外に出ると、今朝の雨でアスファルトは湿っていて、東風が冷たく吹き抜けた。
植木の茂みからは秋の虫が鳴いていて、「ああ、虫の声なんて聞いてなかったな」と感慨深くなった。

母に「車を回してくるから待ってて」と言われ、長椅子の前で荷物と一緒に待つ。
母の車に乗り込み、そのままスーパーへ向かった。


🛒買い物をする

母は「車の中で待っていたら」と言ってくれたが、せっかく退院したのだから歩いてみたい気持ちで一緒に店へ。

スーパーの中はさらに寒く、病室で使っていたストールを持ってきて正解だった。
周りの女性客はほとんど薄い長袖を着ていて、半袖の私は少し浮いているように感じた。

その後、近くの薬局で塗り薬の上にあてる滅菌ガーゼとテープを購入。
ただ、病院内より歩き回ったせいでお腹が痛み、しんどくなってきた。


🐕️実家へ

買い物の後は実家に寄り、昨日預けた荷物を受け取った。
低い椅子に腰掛けると、犬が大喜びで駆け寄り顔を舐めてきた。
その時、犬の後ろ足が私のお腹に直撃し、思わず悲鳴をあげた。

犬にお腹を蹴られて驚く

犬は驚いたのか、それからしばらく椅子の下で大人しく伏せていた。
薬品の匂いがしたせいか、今回はあまりしつこく舐めてこなかった。


🏠️やっと我が家へ

実家で昼を済ませた後、母に送ってもらい帰宅。
荷物を部屋に運び込むと、旦那は不在だった。

ヨタヨタしながら庭へ出て、この1週間近く水やりをしていなかった多肉植物を見回る。
涼しくなってきたことと時々の雨のおかげで、枯れているものはほとんどなかった。
「入院が夏じゃなくてよかった」と安堵した。

ほどなくして旦那が帰宅。
「え、今日退院だったん?連絡くれてもよかったのに」と言うので、
「言ったところで迎えに来ないでしょ。ちょっと疲れたから上で寝るね」とだけ伝えて2階へ。

階段も登れたので、大丈夫そうだ。

しかし、ベッドの上には入院前に洗濯していた私の服が3着ほど転がっていた。
「ちょっと…せめてカゴに入れておいてよ😡」と旦那に声をかけると、
「カゴ?わからん…🥲」との返事。
呆れるしかなかった。

ベッドに服が散らかっていて見て呆れる

夕方、実家からもらった調理済みのお肉を焼いて夕食に。
立っているのはやはりしんどいのに、旦那は箸すら用意しない。
思わずキレた😠

「もうちょっと入院したかった…」と本気で思った。


🚶退院して

何もしなくていい病院生活に戻りたい気持ちもあった。
でも、そこは私の居場所ではない。

退院してみると、日常の大変さもあれば、家だからこその安心感もある。
これからまた旦那と2人3脚で歩んでいくのだと思うと、少し笑えてしまう。

もし旦那が入院したら、私はどんな気持ちになるだろう。
その時はきっと、今日の母のように、文句を言いながらも支えるのだろう。


📖 入院の体験を1日ごとにまとめています。
👉 シリーズまとめページはこちら

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この記事を書いた人

愛媛で多肉植物と暮らして10年以上。  環境のこと、体調のこと、そして日々の小さな気づきを綴っています🌿  

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