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【2025.05.17】診療所に行った日の夜

突然のインターホン、そして涙の夜

🌵前半を読んでない方はこちらから→2025年5月 婦人科での初診と、衝撃の診断

夕方6時。
診察から帰って、気力が尽きた私は、打ちひしがれてベッドにいた。
(というより、ほとんど寝ていた)

インターホンが鳴った。
最初は無視していたけど、何度も鳴るので「なに?」と思っていたら、スマホが鳴った。

「タニーさん、家おる?」
近所の友達からだった。
「あ、ごめ〜ん。今すぐ降りる!」

慌てて玄関を開けると、近所の友達だけでなく、少し離れたところに住む友達の姿も。

「えっ、どうしたの?!」
「家で育ててる無農薬の野菜、お裾分け〜😆」

突然の訪問に驚きつつも、ノーメイクの自分にハッとする。
「待たせてごめんね…こんなにたくさん!ホントにありがとう😭」

どうやら今日は、近所の友達の家に泊まるそう。
「楽しんでね〜!」と見送った。

もらった野菜は、そのまま晩ごはんに。
炒め物とサラダにして、特に玉ねぎが甘くて美味しかった😋


晩ごはんのあと、
今日の診察で言われたことを、旦那に話した。

「手術になるかもしれない…」
そう言うと、旦那は少し涙ぐんだ。

腹を切るのは私なのに、なぜお前が泣くのだ…。
「子どももできずに、こんな状況になってすまんのう」

そう謝る旦那に、私は言った。
子どもを作らなかったのは経済的不安もあり、
誰のせいでもないことだと。

そのあとは、特に何も話さなかった。
言葉が出なかったのかもしれない。

ただ、翌日から朝の気分はどんどん重くなっていった。
ほとんど座っているだけの今の仕事、
「早く今月までの仕事終わらないかな…」
そればかりを思っていた。


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この記事を書いた人

愛媛で多肉植物と暮らして10年以上。  環境のこと、体調のこと、そして日々の小さな気づきを綴っています🌿  

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