これは、診断後初めての生理で感じたことを、自分の記録として綴ったものです。
前日の6月1日、室戸岬での活動に出かけた疲れもあり、
「明日はきっと動けないだろうな…」と思っていた矢先、
その朝、生理が始まった。
鉄剤を飲み始めて、まだたったの2日目。
効き目が出る前に始まってしまい、
いつもよりも強い生理痛に加えて、頭痛と腹痛も重なった。
体を起こすことも難しく、生理の期間中は
ほとんど寝たきりのような状態で過ごした。
幸いというべきか、今は無職の身。
家でじっとしているしかない時間があったのは救いだった。
もともと生理の前後は腸の調子も悪く、
便秘と下痢を繰り返す体質。
そこに鉄剤の副作用で吐き気も時おり加わり、
昼夜逆転気味の生活になってしまった。
「早く終わってほしい…」
そんな思いと同時に、
「もし本当に子宮を全摘出したら、
こんなつらさとももう少しでお別れなのか」
と思うと、少しだけホッとする反面、
やっぱり少し寂しさもあって――
本当に取ってしまっていいのかな?
不安な気持ちも、ふいに湧いてくる。
迷いながらでも、前に進んでいけたら。それが今の、正直な気持ちです。
